2014-01-01から1年間の記事一覧

枯山水の狭庭に愛でる雪化粧

起きてびっくり、異様な明るさに雪見から望む雪化粧と云うより、大雪。 サー大変。早朝出勤の、息子殿を起こし、うろうろ、 17センチは名古屋にしてはまれにみる、大雪。 まだ降っている。早く止んでくれないと配達に困る。 どうぞ無事に配達ができますよ…

師走街急く人波のかきわけて

何と無くこ忙しい。 掃除は、目につくから素通りして,先ず,炬燵。 炬燵に入ったら足が温まるまで、急用がない限り、出ないで、立っている人を使い。 挙句に、リハビリの時間が迫って、とうとう、立ち上がり。 その後はたまっている片付けに追われ、一日が…

雪の面にほつほつありし穴の景

妹より便りがきて、杖突き峠は、雪一色。無事帰れてよかったと記述があった。 二〇年位前、身延に行った帰りに峠越えそして杖突き峠を通り越した事があって、 野兎の足跡か、キツネの足跡っだったか?不思議な国を通りかっかったような気がした。 懐かしい思…

揺さぶれば落葉ゆるゆるおせし波

神宮は雨上がりの落ち葉始末の、奉仕人がわんさか。 はきだめた落ち葉、落ちて手つかずの落ち葉、それぞれの顔をして、参詣者を出迎えている。 日柄が良いのか、寸刻みの結婚式と、遅ればせの七五三参り、それぞれに、楽しい思い出の一ページ。 そんななか母…

車後走冬蝶舞ふる数百と

銀杏並木を、通りかっかと時落ち葉が舞い上がり、見事な蝶の舞であった。 朝から雨、この雨で、あの落ち葉はドウナルカシラ? 母が、落ち葉は、如何するのと、疑問を持っている。 清掃屋さんが掃除をするよと、答えて置いたけど、湿った落ち葉は、くっついて…

慈善鍋ユリキャラはぐはぐ街の角

消費税が上がってからは、購買意欲も、いま一つ。 キグルミ達が購買意欲を誘うべく、頑張っているが、年待恒例の寄付集めも掛け声だけが、寒風にさらされ、寂しい限り といってる本人も知らんぷりして通り過ぎる。 本当に景気は良くなってるの? 解らない。 …

散り落葉走る車に巻き上がる

雨上がり、落ち葉の行く手は車に巻き上げられて、散りじり。 母は、誰が掃除をするのと訊ねていた。 眺めて四季を感じるのはうれしいけど、後始末には困りもの。

宇治川を上り下りて紅葉狩り

なんだかんだと忙しくして、時の過ぎ去るのを忘れていた。 この頃は、葬儀も家族層が多くなり、忌明けの法事の連絡を受けていたが、迷って迷って、お誘いもあり、出かけることにした。 宇治での法要は三連休最後の日で、平等院は観光客でごった返し最近テレ…

先達の鶺鴒案内遍路道

とても優しい叔父が亡くなりました。 暑中見舞いでもと思いつつ、日が伸び時が過ぎ、無沙汰を恥じるばかりです。 遺族の話では、帰り無き遍路の旅に出たと、云われ、なるほど、なるほど、六道輪廻の世界に入るにはまだ少し、時間が必要 せいぜい供養されんこ…

朝一の日除けカーテンに糸瓜影

東側の障子に映る糸瓜は、自然が作る見事な影絵。 角度を変えると、浮き彫りになり、一時の憂いを慰めてくれる。 台風はこちらには来ない模様。ありがたいが、爽やかを越して肌寒く、風邪をひいたみたい。 くわばらくわばら!!!

近く遠くしこれより八分萩の寺

吟行に来ませんかと御誘いの電話があり、ちょっとまだ足が痛いので出かけられませんと、お断りをしているのを、通りかった、息子殿が聞きつけて、今度の日曜に、連れて行っても良いよ、と受けてくれて、翌日には出かけるチャンスをいただいた。 ここから、稲…

雨上がり糸瓜ぶらぶら二つ三つ

やったね!!!へちまの実がぶら下がってるのを、息子殿が発見。 この糸瓜、ならずの実とあきらめていた。 この食糧難、一度、食してみたい。

残暑を惜しみて森の鳴き競い

早朝の、墓参は色んな物の、出合いあり。 八事の森の奥から蝉が行く夏を惜しんでいるようだった。 墓地では盆供養のほうずきの残骸が点々としているのはカラスの仕業? 特に、目を引いていたのは、お地蔵さんを取り巻く蔓花は物の哀れを感じた。

鈴虫の鳴き競ひたる宵闇

暑苦しいという気候でないので、虫の音も、爽やかに聞くことができる。 ただ、夕顔が咲き始め、あの白さには、釘付けになる。 翌朝のしおれ方の悲惨さには、二度と見ることのできない哀れさを感じる。 この世のままならぬを、感じ入る。

山里の青栗毬栗猿の群れ

タイヤが痛むかと心配するほどの山栗が落ちていた。 あの日、あの時が懐かしい。 人家に降りて来るのもまじか? とは言え、ハクビシンが出たと聞いたのは、守山区。町内一勢の、草取りがあったそうな。 誰かが一度、食べ物を上げたから楽していただくのが一…

シンホニー奏でる奏者秋の虫

すっかり夜の王者は秋の虫に占領された模様。 ねんざの足は、やっと、杖なしで家事ができるようになり、つくずく、足に感謝して、日ごろの、横着に、脱帽。 マッサージの先生に、足を上げて歩くようにと云ってるのにと、注告の山。熱の風物詩のへちま殿 伸び…

送り火におはれて帰る茄子の背や

捻挫の足がまだ良くならないので、寺までの道が遠くって、迎え火をたいたコンロで、送り火を焚いてお帰りいただいた。 仏様も、許して下さるでしょう。捻挫の、原因がだんだんと、解ってきた。 右足の、親指が跳ね上がっていたのが人差し指に重なるようにな…

新涼やかをリ静々青畳

盆前に、何とか、畳を入れ替えることができた。 仏様への、何よりの、プレゼントだったと思います。 足を引きずっての、接待は、大変でした。 お供え用の、お皿を何枚も割ってしまったりして、踏んだり蹴ったりでした。と云う訳で在所の、墓参りはごめんなさ…

盆帰省和子の声高隣家

大失敗です。 風呂上がりに、一滴の水に滑ってしまい、足がびびびっと、肉離れ、仏さんの朝ごはんは何とかと、痛み止めと、杖を頼りに、朝食準備、何とか済ませたところに、息子殿の、お出まし。 甘くはない、叱咤激励で、一喝。 あ__−−−、神様、仏様。 隣家…

母の胸擁(いだ)かれし嬰(こ)の原爆忌

テレビで幼子が母の胸に抱かれて、追悼式に、参加されていたのを見て命の継承を、目の当たりに見て、これで、良いのだと日本人の凄さをかんじ、絆を感じる一小間だった。 広島の、原爆ドームは二回ほど行ったが、資料館には、生き地獄、曼荼羅で身の震えを、…

胡瓜吊る遠野の里の河童淵

写真が、遠野の河童淵、川の真ん中に、釣竿にきゅうりをつるして河童待ち。 管理者は、河童が出てこないから、キュウリの調達に出ているとかむかしむかし、あるところに、森に囲まれた小さな村がありました。 その森に古い沼があって、一匹のカッパが住んで…

耳を突く雷音一発タクシー寄せ

思いついて、デパートへ買い物に出たら、急に空が暗くなり、やがて、遠くから雷の音、やがて近付き鼓膜を破るほどの、雷の音。 音の聞こえた方角を、皆が振り向いたが、雨は、落ちなく、ごろごろと唸ってる。 と云うのも、デパートの脇で車を止めて息子殿が…

雨煙る山里訪ねしねぶの花

お天気が悪いので、一念発起して、四畳半の押入れのごみ出し。 夏休みの1大イベント。 もう直ぐ、お盆が来るし、ご座を買ったり、仏さまのおいでに備えなくちゃね。でも、ごみ出しで、思ったけど、何でも、あとで使うかもと蓄えたのが、ゴミとして、放りだ…

盆供養散花舞うて釈迦をりて

盆施餓鬼の途中、扇風機の風に呷られひらひら、散花が薄いこともあって、ずいぶん揺らめいていた。 お釈迦さまが、降りてこられたような気がして、うっとり。 と、クーラーも、扇風機の風も涼やかで、そんな気持ちにさせてくれたのは、ありがたかった。 台風…

過の日の祖母と吊りたる岐阜提灯

盆が近付くと、幼かった頃が蘇る。 祖母との暮らしも懐かしいが、母が、どんどん、老いて、病気を一つクリヤーすると、一つ目だって体力の低下を見る。 手の皮膚病が何とか落ち着いたと思ったら、お茶を、コップから何とか飲んでいたのに、溢すことも増え、…

屋根にまで這い上がりたるのうぜん

伸び放題のノウゼンカズラは屋根にまで這い上がり、屋根を彩っている。 ぼろやも、通る人の目を奪い、暑さでおろおろ歩きもちょっぴり元気になる。 母はの、皮膚病は、まだ完全には癒えていない。点滴治療は終わったけど、未だ、菌を全部、殺してはいないよ…

梅干して日陰りて座位移し

梅を干すのにチャンスと見極め干してみて、漬かり具ワイを始めて覗いてみた。 まずまずかな? 狭庭を、あっちこっちと、移し替え、おひさまと、駆け比べ。 梅干し三年、やっと、まーまーになったかも? 夏の、アイテムは、やはり、風鈴、 午後には良い風が入…

松島やアー松島と夏の海

夏休みの、メインイベントは三陸を訪ねるパノラマ飛行。 少人数でのツワーは、とても快適。。。。。。。。。。。。 前日には、天皇陛下もおいでになった、復興マルシェは、一日ずれたら、人気もなく、閑散としていたので、店にあるもの、全部買っても大した…

穴熊に手しをのトマト先こされ

誰でも,苦をせづに、獲物に有りつきたい。 妹の家で、やっとトマトが4っつ、色づいた。明日には、収穫一番乗りと、思ってた端に、先を越されたのは、アナグマ君。 生きるためなんだろうけど、近年、収穫物を横取りされるのは、頻繁。 こちらも、対策に追わ…

大夕焼け野山も人もオレンジ色

夏休みの一日を、母へ、おめもじに来てくれた彦たちには、上機嫌で、変わったところに来たと、大はしゃぎ。 海へ、山へ、行かないで、母へ、あいさつに来てくれたのは、ありがたいこと。 母は、丁度、昼食が出ていたので、その様子を見ていた、姪子は,老い…