胡瓜吊る遠野の里の河童淵


写真が、遠野の河童淵、川の真ん中に、釣竿にきゅうりをつるして河童待ち。
管理者は、河童が出てこないから、キュウリの調達に出ているとか

むかしむかし、あるところに、森に囲まれた小さな村がありました。
 その森に古い沼があって、一匹のカッパが住んでいました。
 このカッパはひどいイタズラガッパで、畑を荒らしたり、沼へ人を引きずり込んだりと、いつも悪さをするのです。
 ある日の事、この村にやって来た旅の坊さんが、イタズラガッパの話しを聞きました。
 すると坊さんはさっそく沼へ行って、カッパを呼び出して言いました。
「お前は、いつも悪い事ばかりしているようじゃが、いったい何が気に入らんで、そんな事をするんじゃあ?」

と始まり、人間になりたい希望をかなえるためには、良いことをしなければと、
日照りで、井戸の水も干上がったのを、河童が、助けたとかいう話。
これが私が、語り部から聞いた話。

どんどはれ、
で、話が終わるけど、夜なべのわら仕事を終えた時、モンペにくっついた藁をはね来るために、どんどんと、払ったので
これでおしまいと、云うことになったとさ。