2010-05-01から1ヶ月間の記事一覧

さくらんぼ 種飛ばしゐるる 車椅子

膝に抱え込んで、サクランボが食べたいというので、購入。 散歩道は、サクランボを食べるので一生懸命で、話も上の空。 種はここに置いてと、云うのに、ぷーと吐き出してみたり、両のほっぺに、入れ込んだり さくらんぼと戯れして、かわいいこと。 さくらん…

プランター 胡瓜の伸びや いちにせんち

朝一番の水やりは、キュウリ。 昨日、留守にしたので、水をほしがっていたのか、既に曲がりくねって、太さ1センチ 長さ7センチ、 大きくなったと声かけ。 食べられるようになるには、何日かかるかしら? 脇から、一目胡瓜らしき芽が出てきた。 是はラキー…

憂きことを 水に流して 行々子

初吟行に誘われるままに、出かけて見た。 先輩諸氏の、言葉の操りに、唸るばかりで、回数と、年季の違いと、感性は。。。。。。。。。。 私には付いて行けそうもない。 マーぼちぼちと、やって行きましょう。 楽しかったし、勉強になった。何処へ行ってきた…

格子戸に 雨宿りゐる 小雀かな

昨日の雨は、我が方は被害もなく、胸なでおろし、宮崎、兵庫と、天災におののき大変だと思うが、通過点と、心穏やかに、 出来ないかも??? 他人さんのことだもの雨上がり、たくさんの洗濯と掃除で一日、終わってしまった。

ちょっぴりと 砂糖豌豆 包ゐし

天候不順で、やっと大きくなった、えんどうの、おすそわけ。 ありがたく頂戴して、早速茹でてサラダに!! やっぱり、5月、時は流れゆく。 来年は、豌豆も植えてみようかな?

栴檀の 優しき匂いに 妹思う

妹は何故か体が柔らかく、疲れやすい。そうして優しい。 栴檀の花を見ているうちに、天候不順に、元気にしているかと、妹に繋がり 元気にしていればよいがと案じる。 花は小さく集まって風車のようだった、その上、優しいにおいは、彼女そのもの。

空豆を 剥いて剥いて 陽の温み

空豆をお隣より頂戴し、早速、皮むきをして、茹でた。 意外に早くゆであがり、驚き、もう一つ、内側の皮をむいた。 取立てだったのか、柔らかく、青臭くなく、陽の温みを感じた。 天と地に感謝です。

潜みてや 胡瓜の花に 3センチ

雨上がり、たった二本の胡瓜の苗が、大きく育ち、てを入れて見たら、花が咲き、小さな小さな、実が付いているではないか!! 是が、私の口にするのは、そう遠くない日だと、にんまり!!!早速、母に伝えると、母も喜び、過の日、お勝手の、バケツ一杯の胡瓜…

山畑に 柿の花落つ 郷里の缶

天候不順で、柿の花が想定外に落ちて、秋の収穫は望み薄と叔父の力落としは、当年80歳 杖を両手に持ち移動していて頑張りを、目にし、勇気を頂く。 母は、郷里に近付くと、思い出したように、幼き日のことを話し始め、この人に少し同化出来、山を幾つも潜り…

芍薬の 真白色に 身を歎き

去年隣家のお人に頂いた芍薬が、やっと花が咲いた。 何色とまで聞いていなかったから、白の、透き通る色に、魅されて、眺めていたら、芯のほうに、少し、赤みが付いていた。 その可愛さに、一人で、見て居てもかわいそうと鉢を表に出した。 誰かが見てくれる…

青鷺や 等間隔に 貯木場

堀川の貯木場に、青鷺が何匹も等間隔に並んでいた。 どの鷺も、同じ方向を向いて、獲物を探している様子が、面白かった。 こんな光景に出会えた事に、感謝です。急の夏日に、汗まみれ。いよいよ、夏本番の準備を急がなくちゃー 今日の、気温は、29度。 亀も…

野藤には あをに白にと 色重ね

美濃の山は藤が満開で、山つつじも咲き誇り、実に見ごたえあり。 母の在所は山の中。連れだって行くもどんどん骨が折れる。 立ってと頼んでも、中々立って貰えず車から車椅子に移動するも、母に、云い聞かせて こっちからこっちへ、の一歩が、動けない。 私…

逝きし人 偲びて供う 紫蘭なり

赤紫の花の紫蘭は、丈夫で、繁殖力も強い。街路樹の下から一本拝借してきて、隣の公園に植えた処、3年でかなりの量に増え殺風景な公園を彩っている。 盗んだこと白状してお許し願いたい。 都忘れ草も大好き。どうも紫の色が好

桐の花 川面に映し 漂いをり

堀川を散策中に、桐の花が、どんどん、おいしれるが、パットしない。 秀吉の家紋、在家の家紋。栄耀栄華は、因縁なりて、計り知れない。母の嗅覚は凄い。 薔薇の匂いに、気づいて、なんの匂いか訊ねられ、あたりを見渡せば、バラの大木。 もう一度、振り返っ…

経文を 読み説きをりし 薄暮れない

此の処隣家の独居老人が、入院されて、昼間のお見舞いで、夕食の差し入りが無くなり 時間の余白ができて、最近毎日読んでいるお経の解釈を読みかけた。 ずいぶん時間がたったと思いきや、まだ、午後5時半。 随分、日が長くなったと、喜ぶ。いや、空白になっ…

五月雨に 黄雀一羽 てのひらに

独居老人宅へ行った処、留守だった。 雨の中何処に行ったのだろう?? 心配しながら帰宅。その途中、隅っこにたたずんでいる雀に出会った。 黄色い口ばし? うん〜〜〜これが!!!! 散々、遊ばせてもらい、老人宅で食べようと持参したお焦げせんべいを、取…

花舞は 初夏の街路樹 なんじゃもんじゃ

母のホームへ娘と一緒に、ランチ 献立は、ハヤシライスと、海藻サラダと、イカリング、デザートは苺。 娘と私は、ご飯を半分にしてもらい、丁度いい加減。 母は、イカリングの揚げ物だけ、一切れ残した。娘が言うのに、こんなに、行きとどいた介護はないと、…

一畳に 茄子トマト瓜 植えたれば

先日駐車場の管理人が、車の後ろ側を耕していたので、糠と鶏糞で土を作ってからのほうが良いと、肥料を持参して、1っ週間、買ってきました茄子トマト、しし唐、賑やかくなりました。沢山出来るといいな〜〜母の日で、お隣さんと、ケーキを一緒に食べ、買い物…

軒並みに 夜香木ありし 車椅子

噎せかえるほどの暑さに、母が待っていると、お出かけをして散歩。 買い求めた麦わら帽子は、打って付。 明日は、母の日、何がほしいか尋ねたら、悩みは有るけど、忘れたとの返事。 散歩の途中、強烈な香りは軒並み。 母に、垂れ下がっているジャスミンの花…

初夏の雨 なんじゃもんじゃの 雪景色

一日中、雨が降り、満開のふたつばだこが重そうに雨風に揺れ、ハダレ雪のようで 地面は、落ちた花で歩道を真っ白にしていた。 野暮用で出かけて、よい景色を見ることができた。 ラキー!!

行く春を きおく巡りて 黄白色

友人の話を聞きつけて、センチュリーホール近くの、栃の花を見に出かけた。 母に、話をしたら、村にも、一本在ったそうで学校の先生に聞いたと言っていたので たぶん、分校時代の話であろう。 4本のうち、今は盛りのが一本在り、母を満足させた。 でも私に…

菖蒲湯に 浸かりて思う 菖蒲狩り

衣替えをして、冬服の大洗濯。 暑いと思っていたら、30度を越したところが県かあった。 洗濯の後、たこ焼きをしようと云う事になり、客人を呼んでおいて、買い物。 いざ、たこ焼きを始めたら、5月のよい風は良かったが、火種が動いて、窓を閉めて始めた、…

美濃の山 今は盛りの 藤のれん

連休にお出かけなしは、つまらなく、渋滞を覚悟の、バスツワーはご近所。 岩村城下の散策と、ハナモモの花見。 岩村は何度もお邪魔をしたけれど、散策は初めてで、歩くことも、新しい発見が有り 楽しかった。 明治からの変わらぬ製法のカステラが一番有名。 …

牡丹散り 重くなりゐし 車椅子

散歩の目的は、牡丹。 だがすでに散り花がらだけが居座っていては、母は満足しない。 他の庭をめぐって、探しまわったが、ようやっと、日陰の牡丹を見つけたが、牡丹らしくなく貧弱だった。 急に暑くなったのに、孫たちはスキーに出かけた。 雪まだあるかし…

万緑に 淡雪のるる 街道筋

今年で三年目 夢よさおいまつりは母にリズムに乗せ脳裏に焼きつけ、体が動く。 花より団子の団子ちゃんは、団子を落として取れないと嘆き、私の叱咤にも動じない。 よさこいのリズムは体に染みついて、変わった衣装に、なんなのと訊ねられ、注釈。 その中の…

子等の声 欅の風と 戯れる

ホームの母を看に行った処昨夜はよく寝てなかった模様で、自走運動をした後に散歩に出向いたが、朴の花は、すっかり模様代わりしていて、無残な朽ち方に驚き、最高の状態は、一日だけで有った模様。 花の命は短くって、栄耀栄華はままならぬ。公園でお茶を飲…