2010-11-01から1ヶ月間の記事一覧

一打打つ 鐘突き堂の 紅葉笑む

興正寺の紅葉が良いと、新聞、テレビで見て友に誘われるままに出向いてみた。 最高とまでは行かなかったけど、良かった。 ベンチに腰をかけ、たわいもない話で、大笑い。 此の世の憂さを晴らしてみた。 その後、散策コースを誘われたら嫌だとは言えず、頑張…

カレンダー 一枚残して 雪だより

高山では、雪が舞い、名古屋でも、パラりとちらついた感じ。 今年の冬は、厳しいらしい。 母は、インフルエンザの予防注射をしてもらい、大丈夫かな? 外出時、足を包む良い方法を考えなくちゃー。 毛布を包み紙のようにして見ようかと、頭の中で、考え中。

高蔵寺 是より三里 紅葉狩り

中央線で土岐まで出かけたとき、高蔵寺を抜けたら急に、落ち葉の色好きが良くなり こんな句を、思い付いた。 もう一つ 紅葉狩り、しわの数ほど、かたろうて 向かい側の座席の初老の御婦人二人が車内を独占するがごとに、世間話をしていたので・・・・・・・…

背戸の柿 鳥の意のまま 園の外

余りにも、背高のっぽに成り過ぎて、毎年、毎年、鳥たちの楽園に成る小さくてもたわわな柿は、見事なものだが、鳥の意のまま、啄んでは、ほかの柿に移り、贅沢三昧。今年は、庭園の外にまではみ出し、どんな味か、試してみたくなる。心中。

通り過ぎ 見返り仰ぐ 帰り花

金木犀の盛んに二度咲き。 何処から匂い漂うかと、振り返り塀越しの樹木の中から、金木犀の花を観る事が出来た。 二度も、嗅ぐ事が出来ラキー。 人生も、少し戻ってみたら、良いのだが

夕焼けて 曽爾の芒は 銀の舞い

俳句の、吟行に行かれず、残念であったが、サライと云う雑誌で、見る事が出来 想いを馳せて、作ってみた。 一度は行ってみたいが、人が米粒ほどに、見えると云うのは、広大な芒が原であろう。

遠き日の 母のふところ 花梨の実

花梨の実が手に届く処に有ったので、匂いを嗅いでみたら、甘酸っぱい感じで。 花梨がたわわなのが、乳房に似て居るので、こんな句にしてみました。 如何なものでしょう。

冬蠅や 座を濁して 立ち去りぬ

お会式に。集いて、日蓮さんの修業の頃の話を聞いた。 その後、皆が出し合った、日蓮さんの、お供え書き込んだ名前を呼びこみ、それぞれの 家内安全を願って頂いた。 今日、一日、無事過ぎた事に感謝した。 その後、死んで、誰も、戻ってはこないから、あの…

立冬過ぐ 剣の月に 歩を早め

日増しに寒くなると云うか、急に寒くなって、体の準備が出来て居ない。 母の散歩も,ちょっと前まで、日陰を縫って、歩いていたのに、今は、お日さまのあたる処を 探して歩き、 花梨がどうしてこんなに軒並みあるかしらと、思っていたら、既に収穫された二課…

遠嶺に 御岳黒く 裾紅葉

土岐にも、アウトレットが出来て、早5年。 山を切り開いて作っただけ有って眺めもよく、紅葉も、一目で見渡す事が出来る母には、変わって行く土岐の町は、遠い国。 墓参も記憶の中に残っているだろうか? 生前に作られた戒名も如何思っているのだろうか?。…

桶狭間 団栗踏みて 武者おもふ

朝から、お砂踏みに、いってきた。 一度に、四国88と観音参りは、坂東、秩父、西国 都合400寺 わずか一時間で回りきったけど、賽銭を入れるだけで、腰が痛いと云っている人も居た が、80を越して、おまけの人生、一年無事だった事に感謝と、云ってお…

人も蝶も イエローコスモス 訪ゐし

季節の花畑で撮影。春は「麦なでしこ」、夏には「ヒマワリ」が咲いていました。 逆光で撮ってみました。 野田の清水公園からの便りを頂きました。 イエローコスモスは遅咲きらしく、まだ見る事が出来、頼もしい限りです

初時雨 かすかな斜光 浴びながら

昨夜の雷には驚いた。 何処かに落ちたんじゃないかと思われる、爆発音。 停電もなく、胸をなでおろしたが、寝付かれず、いくつか句を並べたが、良いい思いつきは無かった。 母はホームで、うどんと、取り組んでいて 箸は使わず、スプーンだったし、短く切っ…