2012-09-01から1ヶ月間の記事一覧

あきらめし 今宵の名月 夜半過ぎ

台風は予報道理に過ぎて行ったが、名月用の団子は売れなかったし、白鳥庭園で行われる、観月会も、月なしでは愛でる気分に成らなくって!!!やがて、無事に去った台風は、空気を綺麗にして、なお一層の美しい月が見られた。 が、ネエ~ネエ~~と呼びかける人…

名月も 行く雲雨に 顔を伏せ 

近づく台風のお陰で、満月を愛でる事が出来ない。 残念だ。 十三夜を眺めた時は、気持ちが塞ぎ、めでる事が出来ず、残念至極。博物館で模様されていた芭蕉展に友達と連れ立ち鑑賞。 その後の、講演会も大盛況で、200人募集の処、300人近くが集結 俳句…

投函の ポストの口に 秋朝日

恩師当てに、葉書を一通認め投函した。 その時、折からの朝日があたって、この葉書、きっと恩師を励ます事が出来るのではないかと勝手に良い方に解釈して、気分爽快!!!久し振りに、東海地方に台風が接近するらしい。小難で在りますように、祈るばかり。

菊日和 ぽっかりぽっかりと 真綿雲

暑いくらいのお天気は、まるで、絵にかいたような、白い雲がぽっかり、ぽっかり ホームの屋上での深呼吸は、命が伸びて行く良い気持ち。 吸って!!吐いて!!の繰り返し。 話は変わるけど 妹の、ホームページから引用させて頂いて 歯が真っ黒になるのも構わず…

名夜に 残せし三日の 夕茜

今日も、暑かった。 夜は寒かったので、一枚はおる事に成ったので、箪笥のものを入れ替えた。 明日はどうなるでしょう。 今日の母は、中々口をひらかない。 何とか、声を出させようとしはが、相手は手ごわかった。参りました。 散歩には出たいので、許可をも…

銀杏ちる ホームへ土産の 車椅子

公園で、母の好物のお寿司を食べていた時。ボソと、音がして、二個の銀杏が落ちてきた 青い銀杏はつぶれそうもないので、そのまま持ち帰り外出できないホームはの土産とした。 きっときっと、喜んでくれると思ったが、ヘルパーは感動が無かったけど、98歳…

数々の レースモチイフ 韮の花

妹の、ホームページから拝借して、韮の花の、形容させてもらった。 改めて韮の花を観察し、色んな見方が在るものだと、つくづく、感心させれれた。 母の今日は、子供の話だった。 大勢うんだもんだ。色んな事が在り、色んな苦労もしたが、楽しかったと云って…

練習も 本場さながら 運動会

母のホームの屋上から、ブラスバンドの音が聞こえてきて、そちらの方向に車椅子を向けたら、本番さながらの運動会の練習を観た。 上から見るのも一項と、楽しませてもらったけど、母には判らなかった。 今度の日曜日かな? 母を連れて見に行こうかな?

消え侘びぬ 母の一言 秋色に

ホームの母は、「仕事もしないで御馳走を食べていていいのか?」時々訊ねる。 何かしら不安に感じて過ごしているのだろう。 暇を作ってはホームに駆け付け、食介をしながら何気なく話すが、姉妹の話、親戚の話。 曾孫の話。取りともなしの話に会話は、とぎれ…

バスを待つ 会釈の老翁 秋暑し

お天気の変わりやすい事。 バスを待っていて、呼びかけられ、数分を楽しく過ごす事が出来た。 母のホームの帰りのことだった。 何となく、うろ覚えの数え唄をハミングしながらの時だったので、余計にさっき別れた母を思う。 何時までも少しでも長く、元気で…

収穫祭 見上げる空の 二重橋

今日、バスツワーは、収穫祭。と申しまして、 大根、さつま芋、茄子、ネギ ついでに、名古屋コウチンの、卵とり。 さつま芋は、掘れ度,掘れ度、ひも状態の、芋ばかり。 オーナーに申し出て、二個ゲット、お蔭で帰りの道は、芋の重さに耐えかねて、お土産は…

数へ唄 コスモス咲く頃 懐かし

突如歌い始めた、数え唄は、昨日より尚はっきり、唄って呉れて 遥か幼き日に、聞いたことが在る様な気がして、想いを募らせる。 佳きにせよ悪しきにせよ過ぎ去った事。 色んな事が積み重なり今日が在ると、感謝せずにはおられない。

暮泥(くれなず)む ホームの屋上 秋気配

一番初めは一の宮 二は日光の東照宮(とうしょうぐう) 三は佐倉の宗五郎(そうごろう) 四はまた信濃の善光寺 五つ出雲(いずも)の大社(おおやしろ) 六つ村々鎮守様(ちんじゅさま) 七つ成田の不動様 八つ八幡の八幡宮(はちまんぐう) 九つ高野(こうや)の弘法様(こ…

病むもよし 唐茄子売りの 声を聞く

南瓜の出来過ぎで、畑に戻していると聞いた。 豊作貧乏!!! なにが良くって何が悪いのか、ほとほと判らない。息子が、これ食べて!!と持ってきたのは、ラクトアイスのガリガリ君 コーン入りで、まるで冷制スープをかじっている状態。 もっと早く売り出せ…

竹の先 入れ替わりゐし あかとんぼ

富士の山の初冠雪は12日知も早いらしい。 今年の冬は、寒いのだろうか? 西日の当る方側のグリーンカーテンは、大失敗に終わり、残念。 冬は何を育てようかと思案中。

朝顔の 名残日受ける 日だまり

雷をまともに受けて朝顔が一斉に咲きだした。 名残少ない命を頑張っている姿は、愛おしい。雷様様。 昨日、どのくらいの人が雷の音を聞いたか逢う人たちに、ことごとく訊ねたが半数ほど。 やっぱり、午前2時は熟睡時間だったんだろう。 私は睡眠不足で、目…

ひんがしの 空に抜きでし 秋茜

秋の空は、気間々 ザ―と降って、何食わぬ顔の炎天。ドウナッテルノ? お寺の法要に呼ばれて、お時、と云うものを初めて頂戴した。 お赤飯に、蒟蒻、ヒロウズのお采。白菜の漬物も美味しかった。 早速、家に帰って漬物を作ったが、あのようにはうまくできなか…

赤蜻蛉 行きつ戻りつ 列組んで

大空に、赤蜻蛉が、一杯行き駆っている。 屋上散歩は見るところが少ないけど、空を観察をすることが良く在る。 母に、こっちの空とあっちの空では、どっちの空が好いかと良く訊ねる事がある。 今日などは、種々雑多。 入道雲が,マダマダと勢いを付けている…

水やりて 星くず濡らす 韮の花

コスモスと同居していた韮は韮の勝。 プランターの中での出来事は、鳥が運んだコスモスは、いたって元気で、抜くには惜しくってついつい先延ばしにして居たら、とうとう枯れてしまった。 早く移動してあげればよかったのに!!! 其処で勢いを増した韮は血気…

内と外 鳴き比べしや 虫の声

虫の音が、血気盛んハ、内? 外? 俄然外の方が多い。内の中のすず虫は、勢いが空くなり、かすれかすれ。 朝のうちのほんの少しの雨で、木々が潤み、元気を取り戻した様子。と思っている内に、紅葉に出かけませんかのバスツワー広告が仕切り。でもでも、先般…

さゆらぎて 金糸銀糸の 稲の花

名古屋地方も、稲の花が咲き揃うようになったのは、朝夕涼しい風を感じるようになったからでしょうか? 今年の夏は、初体験が二つ。 ジェットコースターに初めて乗り。ラフテングもやった。 若者のやる事を、ほんの少し体験した。 又。 グランドゴルフに明け…

声かけられ 仰ぎ見あげる ブルムーン

白鳥庭園の幸おう言の葉の勉強会に行き、30日に息子から声かけられた月はブルムーンだった事を知って、びっくり。 見たのは私一人、ラキーでした。 この後は3年後らしいです。

肩過ぎる 秋風そっとや 車椅子

今日の一日は、夏の納めの暑さで、参りました。 そんな中、ホームは、夏祭りの後始末で、業者が来て、大掃除。 母たちは、隣のロビーへ強制移動に成り、落ち着かない様子。 全盲の人たちは心配のようだった。母は、よく喋るように成ってうれしい限り。 そん…

空渡る 澄みし風行く 中に立ち

空のなんて高くって、澄み渡ってるんだろう。 母は、いたって元気にしていて、夏祭りでは、孫の世話で食事をして、ゲームに参加したり、ひい孫には、説教されたりして、此のままで好い。ご褒美を楽しめばいいと答えてくれたらしい。 実は、夏祭りに参加しな…

菊日和 病み抜けし母の 白き歯

母の笑顔がとても美しく見られるようになった。 部屋の中にお友達もでき、朝晩の声掛けやら、ラジオ体操は車椅子で輪に成り、片手を高く上げて、頑張っている。 お友達が在ると言うことは心、強い事だろう。 そんな折、千葉から、とても素敵な写真を、送って…