2012-04-01から1ヶ月間の記事一覧

ファミレスの 窓を行きかう 親燕

祭日の予定がないので、ゆっくり起床。其処へ息子殿がやってきて、モーニングに行こうだって。 さてさて巷のファミレスモーニングはどんなんかと、見学と洒落た。 何と何と、大勢の客人が有り、随分前亡夫と行った時みたいに繁盛していたが、名称が違ってい…

一夜にして なんじゃもんじゃの 白き途(みち)

今日は一年一回の、ホームの総会。 なんだかんだの値上げの説明。 遅刻して行ったが、満員御礼の盛況ぶりに、質疑応答には、誰も手を上げない 囚われの身。 昼食のお弁当が出て、母には私の半分を挙げた。 お粥では腹もちしないから、仕方がなく、欲しいだけ…

目に青葉 暑い暑いと 車椅子

お天気を気にしていた母の下に11時半到着。 でもやっぱりお休み中。 約束道理に来たからと云えば、「ありがとう」と云い又お休み。 昼食は平らげ、出かける挨拶は、大声で答えルンルンの様子。 出かけると、すぐさま。 「どこかえ行こう」 行こう行こうと、…

竹の子の 湯がく匂いに 誘われて

何やってるのと、息子殿。 竹の子の匂いが部屋に充満して、好い匂い!! さてさて、大きなタケノコを、何に、料理するかは、腕の見せ所。 頭の中では、タケノコご飯に、天麩羅に、味噌合えと思ってウキウキ。ゴールデンウイークは、どっさりの竹の子で食卓を…

二の丸の 牡丹の日陰 車椅子

むせぶほどの牡丹の香りに包まれし、空間は、名古屋城二の丸付近の牡丹苑。息子が今日は休みだから、何処かへバーちゃんを連れていくか!!の声に大急ぎで支度をして、母を迎えて、名古屋城。 暑い陽だったが、母の、眠そうな顔はどんどん輝きはじめ、呆けを…

母様の 籠追いし日の 蕨狩り

蕨をスーパーで見かけるようになると思いだす。 丸帯をほどいて芯をリックに仕立てて、早朝早くに、山登りをして、リック一杯に蕨を採ってくるのである。 それを、灰汁であくをぬいて、皆に振舞うのである。 採る場所は秘密で、雨あがリなどは、陽が昇り始め…

誘われし 院展見納め 菜種梅雨

絵画展に誘われたのは久しぶり!! 朝からの雨で、母の処に行けない理由が出来て、気も軽く、出かけた。 最終日とあって、人込みも多く、鑑賞とは行かないまでも、最近の絵画の風潮を見たような気がする。 ともあれ、 初夏到来の菜種梅雨でした。

柳絮(りゅうじょ)飛ぶ 岸辺辿りて 夫恋し 

今日も、急いで昼食の食介に出かけた。 案の定、眠り姫!! 手こずるかなと思いきや、何の何の、一人だ食べ始め、見守りに成った。 その間、全盲の人の食器の説明を事細かに注意して居たら、母は焼餅なのか、私は!!! やれやれ。昼食が終わって、散歩に出…

五月雨に カッパの裾まで 吹き返し

桜が終わったら、もう他の花たちが出番を待っていたかの如く咲きみだれ 思わぬ五月雨に、疎ましくさえ思う今日この頃我が家の周りに、数え切れないほどの、花々に、雨は、頂けない。 自転車の、かっぱの裾をひっくり返すほどの風は尚更 と、信号待ちの私は見…

花吹雪 振り返りつつ 車椅子

今日の母の一連の行動は、入れ歯が苦に成り、昼食をとるのに入れ歯がはまらない。 何度入れても取り出し、食事も進まず。 最後の花見の時間もどんどん無くなって行く。歯を外して、食事をしたが、柔らかく、刻んであるので、心配はない。 口内炎でも出来てい…

外堀を 埋め尽くせし 枝垂花 

桜が今は盛りに、謳歌しています。 名城公園は、ことのほかです。 やっと咲いたのに、外敵が多くって、鳥に食われ、雨にやられの被害は如何しようも有りません。ただただ、悲哀を感じるのみです。

春暑し コバルトブルーの 美(ちゅら)の海

コバルトブルーの海が見たくってたびにでました。 歳ワイお天気に恵まれたけど、パックスツリーの防衛隊が、海に配備され、物々しいものでした。 きれいな海を汚さないでほしいものです。食い逃げの鳥を追いかけ花ぞ散る雀がやっと咲いた花を食いちぎって、…

咲きほむる 枝垂れ桜は 雨しとど

白鳥庭園の、日本文化史のキャンセル待ちに、当日、3時間前に連絡が入り 大急ぎで支度をして、行ってきました。 其処で 桜の語源を聞きました。 さ畑の神くらは座する処と云う意味合いがあり、畑や田んぼの脇にあるのは神を祭り豊作祈願のためだったとか!…

車椅子 やっぱり花より 団子かや

母に、花見に出かけようと、声掛けをしたら 普段、もごもご声なのに、大声で、ヘルパーに問い質して居た。 その上、好い所に行きましょうだって。 何やら嬉いが伝わってきて、心弾む。 白鳥庭園では、お茶会が始まっていたが、母にはその中にはとても入れず …