2010-09-01から1ヶ月間の記事一覧

格子戸を 潜り抜けゐで 新松子

母の散歩道、何度も通ているのに、気がつかなかった。 ぎっしり詰まった松の実、青くって整然としていて眺めていたら、母に急かされ先を急いだ日本家屋の格子戸の玄関は素敵!!! 憧れてしまう

お昼寝は ぽっかりぽっかり 秋の雲

朝晩涼しくなり、気も、忙しく、朝はモウ二ング 昼は、娘がタダでゲットした、メガネのレンズ合わせに、大須へ そこで、テレビでも、何度の紹介された店が、メガネ屋の近くに有り、12時少し前 お腹の余り空いていないのに、行列を作っていたので、そこで、…

一.二里と 笠踏み進む 里の秋

母の里の近くに、息子の友人のお嫁さんの家が有ると聞き、美味しい豆腐を求めると一緒に探してみた。 山道は、急激に細くなり、松笠を踏む。 ピシ、ピシと、異様な音。 潜り抜けて、肩を落とす。 やれやれ。

車道 木の実追いかけ リスの尾っぽ

母の実家からの帰り道、、車の前を横切った。 なんだろうと、目をこすってみて驚いた。 野生の、リスを観たのは初めて。 ネズミ色のような、黒いような、一瞬の事。 この道は、山菜とりの人たちが、行きかう道なのに!!!

花芒 金糸銀糸の 花開く

久しぶりの、母の郷里にお邪魔した。 前日、ホームに、睡眠薬は減らしてと、頼んでおいたのが良かったのか、目は良く覚めて居て、在所に来た自覚もはっきりしていて、良い旅でしたが。今年の夏の猛暑で、野菜の出来は悪く、ピーマンだけが元気だと、箱一杯貰…

十七夜 今宵は雨月 闇夜かな

十五夜は雷の音響、、 昨夜の、今夜も闇夜。ひょっとしてと、何度も、窓を開け閉めて月の出るのを待つ。 急に肌寒く、着るものを一枚増やしてしのぐ。 明日は、用意したい、が、未だ、暑くもなりそうと、天候不順を気象庁の、予報。 天候の異変は、友達の病…

名月も 雲かかりゐて 袖を振る

変な天気。 昼間は、34度。夕暮て一雨。その後、月は雲に覆われているかと思いきや、顔を出し。 その後、雷らし基。稲妻がとどろき、転変地変の大事に成りそうな。名月に 竜起き上がり 轟きぬ としたが、如何でしょうか?

待宵の 月にかかるや 夕焼け雲

明日は、名月。 今年は、見られるか見られないのか? 見上げた空に、夕焼けがかかり、ぼろの月に成っていた。 果たして見られるか?母の食欲も少し戻ってきたみたいで、昼食後、バナナ一本入ったパンケーキを、ぺロり。 まだ不満そうだったが、持ち合わせが…

蓮の実爆ぜ 水たまゆらに 秋ぞ澄む

彼岸施餓鬼を済ませた今日は忙しかった。 孫たちと、モーニング。 その後、私は寺に、孫たちは、公園にと、チリチリバラバラ。 亡夫が良く撮りに行った池には、翡翠と蓮のコントラスが良く、楽しんだ事が懐かしい。 池のほとりの、おばあさんが、蓮の実を一…

宮の渡し 史跡跡に トンボ飛ぶ

熱田宿の講演会に出向き、今朝は、史跡探訪と、あっちこっち尋ね歩き 朝型に、エネルギーを焼失。 後はだらだら 何時も、通り過ぎるだけだったが、身近に、江戸情緒を、見る事が出来るうれしさに満喫 暇を見て、散策に出かけよう。

はやみとせ 夫の忌来る 白露かな

今日は、亡夫の誕生日。 息子と、彼の好きだったビールで、献杯。 何にも急いで、逝く事はなかったのに!!! 愚痴っても仕方が無い。

庭に立つ 虫の声遠くに さざれ雨

雨が降った夜は、虫の音が消えてしまい、昨日まで鳴いていた虫は何処に隠れて居るんだろうと、心配する。 今夜は、家の中外で、鳴合戦。 布団を昼間の内に出しておいてよかった。あすは 講演会に出かけるつもり。

堂守亡く 今年も咲くや 彼岸花

月参りは、今月もお休み。 野暮用に月、一度の、お参りも、欠席。 お供えだけを届けに行った折、留守居役も居ず、彼岸花だけが堂々と咲いていた。 色変わりの、ピンクだったから、亡くなった、庵主が植えたに違いなく、草むらを分けて 咲誇ていた。 小雨が降…

転んで立つ よちよち歩き 秋時雨

折角の彼孫の面会は、降ったり止んだりの秋雨。 母は、状況を、理解をするまでに少し時間が掛ったけど、理解すると、声かけをして 彼孫をあやすしぐさは、可愛かった。 彼孫も可愛いが、母も可愛い ホームのロビーを独り占めして、10人のおばあちゃんの注目…

秋彼岸 富士のお山は 夢の夢

亡夫のやり残した撮影旅行の一つに、かやぶきの家を入れて富士山を撮ろうと計画して 山の撮影ポイントなどのパンフレットなどを集めて居た。 鳥の撮影中に富士を撮っている人に出会い、たくさんの写真と本を貸していただいていた。 野田のお友達には、何も話…

西湖きて 癒しの里の はぎすすき

またまた 野田より写真を頂きました。 富士五胡のバスツワーに行かれた時の写真です 最初に富士五湖の西湖側にある癒しの里「根場(ねんば)」を訪れました。根場地区は、かつて「かぶと造り」 の茅葺民家が立ち並ぶ集落でしたが、昭和41年の台風で甚大な…

遠き日の 腕白王子 通草 (あけび)の実

小学校で、友達が東京に、転校していくと云うので城山に登り、お別れ遠足をした。 その子は、都会育ちできゃしゃな顔立ちで、早々、灰田勝彦によく似た風采だったと思う 灰田勝彦の、燦めく星座を歌ってくれた。 小学生にしては少し、大人びた歌だったが、先…

花芒 萩見へ隠れ 揺れ揺れて

今回も、野田市からの贈り物です。花ファンタジアからでした。 何時も素敵な写真を送って頂き、慰められています。 ありがたい事です

墓参道 梢より聞く 百舌鳥の声(モズ)

塔婆を納めに墓参り。 息子や娘や孫の手を借りて、無事、法事の出来た事に感謝をしつつ、墓参り。 そこで、何処ともなく聞こえる、鳥の声 どんな鳥なのか?何処で鳴いているか辺り一面探してみたが、見つからない。 その後も、一声三声、高らかに鳴いてくれ…

雨乞いて 針葉木立に 秋の風

台風一過、吹く風爽やかを通り越して、う”さむ”〜〜〜 日照りで水が貰えなかった庭の木々が勢い着き、枯れそうだった松の木も、復活した様子。 なんだかんだ後始末に追われ次へのステップに力が入らない。 早くしないと、冬将軍がおいでになる。頑張るぞー

鈴虫に 唱和するかや 庭のぬし

法事という、一大イベントが終わった。 夫を亡くして、丸二年。色んな事が有り、後始末もどうにか終結。 とはいえ、まだまだ、残した課題が山積。 夫に向かって、苦情を言ってる暇はなく過ぎ去ってしまった。何やかやと、後始末をしていて、足が、むくんでき…

新米の 湯気に囲まれ 童等の顔

朝暁に 新米を炊く、好い香り。 こんな時は、子供たちのの笑顔がまぶたに。。。。。。。。 マダマダ、汗だくだくの、飯炊き。 早朝の仕事には、誰も来てくれないので、最早、ご飯炊きを初めて2年。 今年の、異常気象で、炊飯工場は、汗まみれ。 冬に成れば、…

夫の忌を 大冬瓜には 刄がたたず

、無事、3回忌を済ませた。 家族の協力なしでは済まされなく、孫たちまでの手を借りた。 足の悪いのを、随分ほろうしてくれ、何事も一人では出来ない。 この先も、何も出来ない私を、助けてくれるであろうし、助けて行きたい。 夫の残してくれた、恩恵に報い…

秋暁(しゅうぎょう)に 草引き抜きて 汗戻る

さすが、秋めきて、吹く風が、ほんのり優しく、明日の法事の準備で、草取りを、5時から行ったが、秋風で、汗も、ひいて行く感じでした。 汗戻るは、可笑しいかしらね

厨房に 苦瓜大小 届きをり

伸びるに伸びた、ゴーヤの木は、猛暑に耐えかね実の着きは悪く、黄色くなっていく。 堪り兼ねた家主は、脚立を取り出し、取ってきたと、厨房の机の上に、ゴーヤーの不機嫌な顔を見た。 さて、明日は、ゴーヤーづくしで、なんとしましょう。

ラッセラーラッセラー 跳ね人跳ねて ねぶた行く

安倍貞任と八幡太郎義家 午後7時頃に撮影 青森県からの借り物です。 地蔵菩薩「閻魔王嘆願」 午後7時頃に撮影 青森県からの借り物です。 「ガマ」 背中に「つくば」の巻物が付いていました。 つくば産のねぶた。 陽が傾きかけた頃ねぶた小屋から引出され、…