2012-02-01から1ヶ月間の記事一覧

老木の 紆余曲折に 梅の花

母の左手は、刻々と固まって、変形して行く。 握手と求めても、避けられてしまう。 無理をしてもと思うが、間違ってしまったんだろうか。 母の曲がった指に、苦労の時間が有ったことを知る由もなし。 戦争中戦後の、子育ての苦労に、感謝しつつ、嫌がる手を…

張り絵する ままならぬ手の 内裏雛

お天気が悪かったので、母のホームの屋上でお日さまの覗いて下さるのを待って、昨夜に作って置いた、お稲荷さんを、二人だ食べ、マックのコーヒーお茶にして、掛け算の遊び。 部屋に戻り、張り絵でも!!とヘルパーさんに言われ、母と二人ですることにしたが…

老木の 紆余曲折に 梅の花

梅の木は、切った方が良い枝ぶりになり益々盛んに咲くそうな。 我が家の庭の老木も倒れてしまい残念なことをした。 その後の、ケヤ―が悪かってそのまま朽ちて行った。 人間も、ちょっとした助けで、元気に、生き延びられることだろうが 生き延びて、ナンボ!…

柴垣の 白梅濡れをり かすみけり

時は過ぎ、寒い寒いと、外に目をやる事が少なかったけど、4番札所の白梅は満開に お参りの人々の足取りも軽く、もう春、春だ春だ!!!と足元に浮かれていて、ぎっくり腰をやってしまった!!! お蔭さまで軽く済み、二日ほど寝たら治った。 やれやれ、油断…

暗闇(くらやみ)の かまくら灯り 仄々(ほのぼの)と

妹が、母に送ってくれたかまくらの写真はとても気に入ったのか、なでまわしていた母。 闇夜に浮かび上がるのは素適な温かさ。 母の胸に、小さなぬくもりを頂く事が出来、感謝、感謝です。写真は、HP http://www.dia.janis.or.jp/~bon-yo/、様からお借りし…

暗闇(くらやみ)の かまくら灯り 仄々(ほのぼの)と

シャドー掛け 大樹若芽 芽吹きをり

何故か柳は湖畔の片側に定着は、岸を強固にするためなんだろうか? 車で通り過ぎ行く時に何か黒いものが動いていると思ったのは、私だけではないだろう もうすぐ春。 待ってます!!!

ほっぺに二つ 赤いリンゴの 歩み始め

お隣のおばあさんの、病院の付き添いで、行った時のこと。 よちよち歩きの、子供さんが、真っ赤なほっぺをしていた。 昔は、沢山こんな子を、見受けたのだけど、今はあまり見ないのは如何してかしら? それにしても今年は、寒い。母の方は、出歩きたいので、…

ポケットに 温きどら焼き 車椅子

少しの、陽ざしを受けて、車椅子散歩は。暖かい、どら焼きをポケットに、一箇づつ入れて 片手にどら焼きをしっかり握って、買い食い、!!! 今日は、何個買うか聞いてみたら、5個だって。 妥当な線だと思い、残りはヘルパーさんのお土産にした。ちなみに、…

無住寺の 灯りなくとも 春立ちぬ

今日も寒い。 夕方には又雪が??? もう雪はイイ。 ポストまでの、2.3分。寺の住職が亡くなってもう2年。 跡を継いだ人も、住むことはなく、用の在るときだけ出向き、閑散としていて 寒いとのひとけがないのに、一層の寒さを感じても、もう立春。 暦は…

ことことと 廻る水車に 山笑う

まさに三寒四温、 もう雪は云いと云ってもお出でに成るのは止められない。 山わろうて。線に引っかかって。転倒 唇を切って、口の中を切って、出血。 暫く、濡れタオルでシップ その後、ホぺが痛み、両腕が痛み、膝が痛み、散々。 あ〜〜神様、仏様、お助け…

氷結降つ ダイヤモンドの 我が庵(いおり)

昨日の今日、お昼頃、又雪が降り始めた。 おお””またか!! パソコンの前でぼんやり眺めていたら、訃報の知らせ。 其処に、ダイヤモンドダストが、ほんの一瞬落ちた!!! 素晴らしい、訃報の知らせを持って来て下さらなかったら、見過ごしてしまった事だろ…

雪の朝 黄色い声の かん高き

登校しとぃく子供たちは、大雪の中をかけずり回っているのか、自然と大声。 楽しそう!!! だけど、給食を持っていかねばならぬ我々は、時間までに納めるように、きつい、お達し。 雪道に成れないから、配達も、慎重。 道中、雪国に来たかの如く、電線から…