2013-02-01から1ヶ月間の記事一覧

ビル狭間 風花飛ぶや 湯葉豆腐

お祝いと、家族で湯葉豆腐屋さんに出かけ、湯葉作りの、熱気で、一枚ぬぎ,二枚ぬぎ 食事を終えて外に出て、上気した顔が一度にひきしまり13階から見た空は、雪花が舞っていた。 贅沢したのが急に気引き締まった。

日向ぼこ 顔を覆いて 子の名呼ぶ

母の隣席の人は、緑内障が進行中、 母が充分日向ぼこをして、赤ら顔に成ったので、隣席のその人を誘って、窓越しの席に車椅子を押して行って、ひなたぼっこしようよ。 暫くすると、極楽極楽。 それから、日が当たると黒くなるからと彼女が言うので、顔には陽…

春立てば 浮心する 一つ二つ

何時までも、寒くって、母は、窓越しの日光浴ばかり。 「はるよこい」 童謡を歌いかけると、母は自作の口から出まかせの歌詞を付け 何処から出てくるかと、信じがたい。 でも、こんな穏やかな日々を暮らせる事に感謝、感謝です。 今日は、自分の子供の名前で…

湖白鳥 最早旅立つ 末黒野

NHKお琵琶湖からの中継を聞いた居た。 もう、湖白鳥の一陣が帰って行ったと聞いた。 主と何度も琵琶湖を訪ね、写真を撮っていたものだ。 オオワシももうそろそろと 季節は移り変わって行くんだな~~

バレンタイン 今日より七十路 老の恋

いよいよ70の大台に乗ってしまった。 友達が恋愛でもしておけばよかったと言った一言に、私も、過ってそんなような事も有ったような気がする。 あの、彼たちは今、何処で、何をしているんだろう??? 昔話をしてみたくなり、ニヤニヤと、思い起こす。 面食…

ペンペン草 木魚に唱和 跳ね返る

日だまりには、すっかり大きくなったペンペン草が生えていた。 昨日は星まつりで、息子の厄落とし。 そんな中、久しぶりの妹が母に、逢いに来てくれた。 急に言われても、想い出せない。 やっと記憶を探った頃には、お帰りに成り、残念でした。 今日、母に訊…

線路脇 何か騒がし 土筆の子

先日の事、弟の処へ出かけ、送迎のバスを待っていたところ、線路の脇に何か違うものを発見。 お宝でした。 チョッピリ、芽出しのこんもり土筆らしきもの。 、落ち葉を返して見た処、ほんの少し。 定かではないが、そのような気がしたのは、今逢う、弟の体調…

立春の 小雨しとしと 雪花菜(きらず)汁

この年に成るまで、雪花菜汁を知らなかった。 冷凍のおからを出してきて作ってみた。 美味しい。一寸粕汁みたいで、なんと、おつなものでしょう。知らない事が一杯で、今日も楽しく過ごす事が出来、感謝、感謝です。節分の幼いころの思い出は、柊に鰯の頭を…

節分会 四方めぐるる シャトルバス

詰め詰めのシャトルバスで、観音さん参りをして、もう一年。 あっとい間に、時は過ぎ、老て行く自分が哀れ。 と負け犬をして居ても仕方がないので、奮起して、出かける事にしましょうか、

二重奏 もう早二月を 奏でたる

あっという間に、1月も済み、もう二月。 月日のたつのも早く、母も、ぬくぬく生活から、妹からの便りも、「読めない」 三度ほど読み聞かせ、最初の一行だけと、云ったら、ちゃんと読める。 人間楽なのは、都合が良からかもしれない。5回目には、一行づつ、…