2017-02-01から1ヶ月間の記事一覧

水温み沸き立つ池の鯉昇る

昨日と今日の母のホームランチです いずれも半分ほどの食欲で心配です。 カロリーは足りているか心配です。 白鳥庭園の講習会で室町文化の発展を学びましたが時の流れは試行してかく在り何んと時の流れは踏みとどまらなく 流れ流されて行くものと自分なりの…

山間の畑打つ音や木霊して

母の在所は過疎地そこに住み着く伯母は一人居なれど、姪っ子たちのサポートで 元気に住まっている。谷合深く鍬一振りは木霊して猿の仲間に驚いたりしつつ、頑張っている 住めば都と勇気百倍。 母は兄弟の学資のために早くに大津に出稼ぎに行き家計を助け弟た…

群鳥のすだくの梢へ野に遊び

暖かくなると鳥たちも一羽二羽と帰ってしまう 我が狭庭のジョウビタキすっかり慣れて頻繁に来て楽しませてくれているが そろそろ、お帰りになるだろう。 母のホームランチは 餡かけきしめん。ハンペイの煮物青野菜のおしたし、お吸い物、苺ゼリー きし麵は全…

春雨じゃー通学子等の虹の傘

通学途中の子供たちに出くわせた。 今日の雨は温かい雨だったので子供等の通学風景は何か明るい感じ立った。 久しぶりにお昼はうなぎと洒落込んだ。 瑞穂グランド近くのうなぎ屋さんはお値打ちと同時に焼きためないで注文をしてから焼いて下さるし御飯がめち…

麦青むさざ波風のうねりかや

鍋田干拓は春三番風に呷られ大海原に似た様な光景 みごとなものだが伊勢湾台風から半世紀 忘れさられようとしているが、慰霊塔だけが高クそびえて居る。 ともあれ、今日は母の認定調査形式ばかりに調査が進められ ナンテイウコトナイ そんな事とは知らぬ存ぜ…

大海にゐでし小船や春の海

毎日が海原でいつ大波に浚われるか冒険の日日 私が風邪で休んでから2Kも母の体重が減りました。 よかれと決断したのが悪い結果になり誠に遺憾です 息子の仕事が少なかったので何所ぞ絵と連れ出してくれました 行き着いた先は名古屋城天守閣。 スターウオー…

雨水きて明日知れずとも種をまく

朝は寒かったけど日だまりは優しく柔らかな日差しです 母のホームランチは 揚げだし豆腐なす添え、里芋のミンチソース、こまつなの和えものオレンジゼリー 小松菜以外はお召し上がり。 やれやれです。 ぐちょきぱー遊びは片方だけ出さないバーさんに注意した…

赤襦袢ちらっと覗かせ辛夷の芽

一寸、寒さが緩んだと思ったらもう、木々の芽吹きが始まり 公園の草も伸び放題 昨日、母はよく食べてくれて意気揚々とお邪魔をすれば何のことはない 食欲無く口をあけてくれないでランチメニューは 餡かけうどん、じゃが芋の煮付け、きゅうりの酢の物、ワイ…

昭和の灯また一つ消へ春さきや

最近町内の訃報がつづき家族葬だったのが腸内お触れ込み。 雨が降るからご無礼をすることにした。 母は朝食後に咽たらしく吸引していただいたようす。 無理の無いよう気をつけてと指令があった。 がよく、おめしあがり 本日のランチメニューは 焼魚、野菜の…

花なずな荒野色添え知多の途

日中は温かでしたが夕方になり急に冷えてきました。 すーぱーに行ってからあんかけパスタを頂きに アンカケパスタ屋さんは少々辛くって水を三杯も飲んでしまうが 一度食べたらやみつきになる。 その後母のホームへ 本日のランチメニューは ホタテフライ、春…

道端の匂菫に振り向いて

踏みつけられそうな菫も私ここに居るわよと囁いても振り向いてくれない そんな人間が山ほどいて、自己主張しているがだーれも、気が付いてくれない 振り向いて、振り向いてとつぶやいています 母のホームランチは 鯖の味噌煮、竹の子と牛肉煮物、おしたし、…

ぬばたまの愛らし瞳に春を飲む

バスで同乗した一歳になるかならない男の子が隣り合わせ そのつぶらなめは真っ黒でクリクリ、黒豆を目に入れた感じで見入ってしまった。 母のホームランチは 牛肉時雨、カリフラワー、野菜の炊き合わせ。リンゴゼリー 最初は思わしく、口を開けてくれてない…

じゃんけんぽんソハーに掛けて四人雛

久しぶりにチャンポン麺が食べたくなりリーガルハットへ 野菜たっぷり長崎ちゃんぽん 美味しかった。母の元まで送って頂いたので ホームの婆さん相手にお遊び 長椅子に4人が掛けていたのでぐちょきぱー遊び 母のほうは朝食はよく頂いたそうでお昼はどうかと…

吹雪中とぎれとぎれの声明や

星祭りで寺にお札を納め新しいお札様を迎えに行ってきたは良いけれど バスを待つ間にお腹が痛くなり近くのビルに侵入して守衛さんに断ってトイレを借り 一台遅らせ母の元へ急いだ 母は朝も余り食欲なく水分補給第一にと食事を進めていた。 粥だけは食べた。 …

春風に遠く微かに豆腐売り

今日は予定の立てこもり マッサージを済ませ母のところ、食介を済ませて俳句の会に出席の予定が全部こなせ 充実の一日 母のホームランチは ホワイトシチューキャベツの炒め物マカロニサラダ 順に食べつくして頂いたので予定より一バス早く乗って 句会場。久…

木の芽風触れて一日の車椅子

見出しは 一日も早くお外に出掛けたいだろうと、推察。 なかなか一日家に籠っていることはなかったのに 雪が朝の内降ってはいたが雨に変わり。これなら何とか出かけられると、思ったが足の痺れが酷くって 気力で歩いている。 大降りに成らない事を願ってのバ…

部屋干しの凍てし洗濯干物の香

妹婿は逝ってしまった妹の日常生活に疎く選択を干したのは良いけれど ばんばんに凍てしまい部屋に干したのは良いけれどサンマの干物を夕餉の御馳走にしたのは良いけれど 魚の臭いが洗濯にしみてしまい、やりなおし、 母の今日のランチは 牛丼タマゴカケ、小…

なおさゆる春雨の空母見舞ふ

風が強いです 杖を握りしめ歩道を渡ります。 娘が来たので昼食を摂ってからハンスト母の処へ出掛けました。 3ッカ月ぶりにガンツクばーさんが、病院から帰ってきました。 モウ小言が始まりました。 随分痩せて眼鏡がずりおちそうです。 2.3日中に調節に…

春の野に駈けてみたしや車椅子

ホームは前月いっぱいで解放されたが、私のほうが体長崩し 一日延ばしに母の元には行かなかった。 明日はそろそろと、思っていたやさき、母の表情も食欲も無く血中酸素の取り込みが少ないと電話があり 夜も遅くなったのでタクシーで母の処へ駆け付けた。 目…