経文を 読み説きをりし 薄暮れない

此の処隣家の独居老人が、入院されて、昼間のお見舞いで、夕食の差し入りが無くなり
時間の余白ができて、最近毎日読んでいるお経の解釈を読みかけた。
ずいぶん時間がたったと思いきや、まだ、午後5時半。
随分、日が長くなったと、喜ぶ。いや、空白になった時間を、どのように使うか問題だ。

目が痛いので、目医者に行ったら、白内障が進行していて、涙が眼のふちに溜まっているからだそうだ。
そう云えば、老人が、目のふちを赤くしているのを、見かけたことが、よくある。
後期高齢者の悩みは、多大なり。