軒並みに 夜香木ありし 車椅子


噎せかえるほどの暑さに、母が待っていると、お出かけをして散歩。
買い求めた麦わら帽子は、打って付。
明日は、母の日、何がほしいか尋ねたら、悩みは有るけど、忘れたとの返事。
散歩の途中、強烈な香りは軒並み。
母に、垂れ下がっているジャスミンの花を香らせてみた。
母の返事は、「良い香りだけど、この匂いを嗅ぐのに、お金は幾ら掛るの」と訊ねられ
花にありがとうと言い、育てている人に、頭を下げパワーをもらい、感謝しようよと
返事をした。
時折、意外な言葉に、つまずくが、多くは、カタカナの商標に、なんなのと訊ねられることが有る。呆け防止の散歩は、日光浴と、脳の活性化に繋がるのではないだろうか?

なんじゃもんじゃの並木道を通り帰宅したが、昨日の雨の落ちた花がらは、黄色に固まって道路の片隅に追いやられていて、花の命の短さは、我も一緒。
今日、一日元気で過ごせたことに感謝します。 むろん、母も!!