2014-08-28 鈴虫の鳴き競ひたる宵闇 暑苦しいという気候でないので、虫の音も、爽やかに聞くことができる。 ただ、夕顔が咲き始め、あの白さには、釘付けになる。 翌朝のしおれ方の悲惨さには、二度と見ることのできない哀れさを感じる。 この世のままならぬを、感じ入る。