2012-01-01から1年間の記事一覧

数へ唄 コスモス咲く頃 懐かし

突如歌い始めた、数え唄は、昨日より尚はっきり、唄って呉れて 遥か幼き日に、聞いたことが在る様な気がして、想いを募らせる。 佳きにせよ悪しきにせよ過ぎ去った事。 色んな事が積み重なり今日が在ると、感謝せずにはおられない。

暮泥(くれなず)む ホームの屋上 秋気配

一番初めは一の宮 二は日光の東照宮(とうしょうぐう) 三は佐倉の宗五郎(そうごろう) 四はまた信濃の善光寺 五つ出雲(いずも)の大社(おおやしろ) 六つ村々鎮守様(ちんじゅさま) 七つ成田の不動様 八つ八幡の八幡宮(はちまんぐう) 九つ高野(こうや)の弘法様(こ…

病むもよし 唐茄子売りの 声を聞く

南瓜の出来過ぎで、畑に戻していると聞いた。 豊作貧乏!!! なにが良くって何が悪いのか、ほとほと判らない。息子が、これ食べて!!と持ってきたのは、ラクトアイスのガリガリ君 コーン入りで、まるで冷制スープをかじっている状態。 もっと早く売り出せ…

竹の先 入れ替わりゐし あかとんぼ

富士の山の初冠雪は12日知も早いらしい。 今年の冬は、寒いのだろうか? 西日の当る方側のグリーンカーテンは、大失敗に終わり、残念。 冬は何を育てようかと思案中。

朝顔の 名残日受ける 日だまり

雷をまともに受けて朝顔が一斉に咲きだした。 名残少ない命を頑張っている姿は、愛おしい。雷様様。 昨日、どのくらいの人が雷の音を聞いたか逢う人たちに、ことごとく訊ねたが半数ほど。 やっぱり、午前2時は熟睡時間だったんだろう。 私は睡眠不足で、目…

ひんがしの 空に抜きでし 秋茜

秋の空は、気間々 ザ―と降って、何食わぬ顔の炎天。ドウナッテルノ? お寺の法要に呼ばれて、お時、と云うものを初めて頂戴した。 お赤飯に、蒟蒻、ヒロウズのお采。白菜の漬物も美味しかった。 早速、家に帰って漬物を作ったが、あのようにはうまくできなか…

赤蜻蛉 行きつ戻りつ 列組んで

大空に、赤蜻蛉が、一杯行き駆っている。 屋上散歩は見るところが少ないけど、空を観察をすることが良く在る。 母に、こっちの空とあっちの空では、どっちの空が好いかと良く訊ねる事がある。 今日などは、種々雑多。 入道雲が,マダマダと勢いを付けている…

水やりて 星くず濡らす 韮の花

コスモスと同居していた韮は韮の勝。 プランターの中での出来事は、鳥が運んだコスモスは、いたって元気で、抜くには惜しくってついつい先延ばしにして居たら、とうとう枯れてしまった。 早く移動してあげればよかったのに!!! 其処で勢いを増した韮は血気…

内と外 鳴き比べしや 虫の声

虫の音が、血気盛んハ、内? 外? 俄然外の方が多い。内の中のすず虫は、勢いが空くなり、かすれかすれ。 朝のうちのほんの少しの雨で、木々が潤み、元気を取り戻した様子。と思っている内に、紅葉に出かけませんかのバスツワー広告が仕切り。でもでも、先般…

さゆらぎて 金糸銀糸の 稲の花

名古屋地方も、稲の花が咲き揃うようになったのは、朝夕涼しい風を感じるようになったからでしょうか? 今年の夏は、初体験が二つ。 ジェットコースターに初めて乗り。ラフテングもやった。 若者のやる事を、ほんの少し体験した。 又。 グランドゴルフに明け…

声かけられ 仰ぎ見あげる ブルムーン

白鳥庭園の幸おう言の葉の勉強会に行き、30日に息子から声かけられた月はブルムーンだった事を知って、びっくり。 見たのは私一人、ラキーでした。 この後は3年後らしいです。

肩過ぎる 秋風そっとや 車椅子

今日の一日は、夏の納めの暑さで、参りました。 そんな中、ホームは、夏祭りの後始末で、業者が来て、大掃除。 母たちは、隣のロビーへ強制移動に成り、落ち着かない様子。 全盲の人たちは心配のようだった。母は、よく喋るように成ってうれしい限り。 そん…

空渡る 澄みし風行く 中に立ち

空のなんて高くって、澄み渡ってるんだろう。 母は、いたって元気にしていて、夏祭りでは、孫の世話で食事をして、ゲームに参加したり、ひい孫には、説教されたりして、此のままで好い。ご褒美を楽しめばいいと答えてくれたらしい。 実は、夏祭りに参加しな…

菊日和 病み抜けし母の 白き歯

母の笑顔がとても美しく見られるようになった。 部屋の中にお友達もでき、朝晩の声掛けやら、ラジオ体操は車椅子で輪に成り、片手を高く上げて、頑張っている。 お友達が在ると言うことは心、強い事だろう。 そんな折、千葉から、とても素敵な写真を、送って…

満月と 声かけられて 仰ぎ見る

長い夏休みでした、 盆を済ませ、旅に出て、帰宅をしては又出かけて、遊び三昧は、疲れました。 夏風邪をひいて、なかなか治りません。遊び呆けた代償でしょう。 色んな体験をしました。 思いがけない事に。ラフティング、ジェットコースター、は、初体験。 …

送り火を 又来年と 賑やかく

忙しい、盆が過ぎ、やっと平常の日が始まったが 毎日のように、予期しない人がやってきて、仏さんに話しかけて行って呉れた。 誠にありがたいことである。 日蓮宗の、7月盆をやめ通常にしたので、やって来る人も、楽しげ出し、待てっている方も安堵感あり。 …

額(ぬか)突きて 無帽の人や 原爆日

オリンピックの陰に成り、原爆の日を忘れていた。 何故二度も原爆の被害に逢わねばならなかったかと、疑問。毎日暑いが、風に涼しさを、感じる時々が有り、暦の流れを感じ取る。母の、屋上散歩は、あと少し。 屋上散歩のお連れには、母も、時々の挨拶を交す…

白露(はくろ)降(だる)る 木陰に逃げし 苑の中

炎天下 白鳥庭園ぼ、催は、幸うことの葉で中世の流れを解説された。流れる朗読は、 一寸法師。 読み聞かせて頂けば、中々の強かさで、一寸の体長を利用しての強かさは、童話では聞けない話。 クーラーの効いた、部屋での、古典文化に触れ、大満足の一日・抹…

独り暮らし 遠き耳にも 鈴の虫

里子に出していた、鈴虫が帰ってきた。 成長し、鳴き始め、お隣の娘さんが欲しいと云っていたので、お裾分けをした処、留守居役の孫さんは、虫は触れないと云うので、お母さんが来るまで放置する模様で 里子に出していたつけが回ってきて遠隔補佐に成る結果…

ミニトマト 手に分け合える 夕端居(はしい)

胡瓜はだめに成ったけど、ミニトマトは、色が付いたのを両手に受けて、お向居さんに、お一つと、水やりの後の、夕端居。 ナデシコジャパン、よく頑張った。 あの点を入れさせないガードの深さに感服。 いよいよ、金が見えてきた。 頑張れ頑張れ日本!!!!

ひと帰る 闇夜の道の 華火あと

今日は、めちゃくちゃ、忙しい日でした。 母の食介の時間をずらし早めに出て、屋上散歩。 ホンノ、5分。 でもこの暑さで外出できない事を実感してもらい、部屋に戻ったら、適切な空調に 私もうれしく思い、昼食に入ったが 冷やし中華は、母にとって、美味し…

蟻の道 何処まで続く 浄土旅

今年は、玄関先に植えた、胡瓜の日よけは、大失敗。 昨日、木酢をプランターに掛けたら一度にしおれてしまった。 やりすぎ?!!! たった二本の胡瓜は、一本遇えなく倒産。 毎日、胡瓜。 胡瓜、三昧の妹の家のようにはならなかった。 う~~~ん残念。 勝手に…

熱中夜 癒しの音色 静かなる

隣家に、里子に出していた鈴虫が帰ってきた。 鳴きだしたら返すと約束をして居たのだ。 夜は連日、オリンピックの生放送を、長し。 廊下では、鈴虫が、熱演をして、ま=賑やかな事、此の上無い。 目と、耳と、未だまだ働いて居て、感謝、感謝。 母のホームの…

うだる朝 樹々焦げいるや 蝉時雨

朝早くより、どの公園も、蝉の鳴き比べは、大合掌。 うるさいと思うけど、今日一日の命と思えば、これもいたしかたない事。 樹の下に落ちている、蝉の死骸を、つゆ草の上に置いて、去り行くく命に別れを告げた。母は、朝食も取らずに、眠り姫。 昼食の食介に…

其々に 思いは違えど 思い草

友達を誘って、吊り忍を作りに行ってきました。 思いのほか、難しく、土をこねるとことから始め、苔を付けるのに苦労。 やっと吊るすところまで来たのに、糸で固定するのにも、針金が邪魔をしてもう大変。風鈴を付けて、持ち帰りましたが、この荷物の重い事。…

オリンピック 開催祝ふ アゲハ蝶

早朝より、オリンピックの開催に釘漬け。 カラフルな民族衣装にを見て居たら、息子殿が、4年前は、それどころじゃなくって 空ごとに思っていたのは、亡夫の一喜一憂の日々だった事。 早い事に、もう、4年、されど4年、 輪廻の世界に入り、早く、戻ってき…

頭(てん)焦げて 上下に移す 焙烙灸

土用の丑のには、うなぎが食べられないので、天丼を焙烙灸に出かけた友と一緒に食べた。 その名も「てんこもり。」ミニ天丼で、600円、そばかうどん付きで天麩羅は茄子、海苔、かぼちゃ、海老一本。6そじの我々は一寸多いくらい、 ちなみに、ホームの母は…

下野草(しもつけそう) 伊吹山道 風渡る

暑い暑い!!! バスで1時間半で到着する、伊吹山頂は花盛り。 涼しい山で過ごしたいものです。 過去に何度か行った事があるからあそこまで足を伸ばしたらと、想い馳せています。息子殿は、庭に簡易プールを設置して水遊びをしている今日この頃です。 私は…

自在鍵じざいかね) ぶらりぶらりと 紫(し)露草

妹のホームページから自在鍵の鉄土瓶に挿した紫つゆ草がぶらりぶらりの写真を見つけた。 素朴で、何と云うか、郷愁にかられ、田舎暮らしも板に着いた模様。その場に立ち、無理なく馴染み一歩づつ、進んで行く姿はけな気。!!!! その彼女は、母には、遠す…

色なき風 澄まして聴けば 立つる秋

無茶苦茶・ 暑いのも、だんだん 焦げるほどに暑く、夕方急いで風呂に逃げ込めば、爽やかな風。今日の母は、無理な事は云わないで、物静か。 やっぱり、やんちゃを言ってた方が、母らしい。 老いて行く母の姿はこれから進む私の路。長い夏休みが始まったが、…