風起きて 花弁降りゐて 万の数

明日は、お天気が悪そうで、花も最後のようです。
きみちゃんは、平和な花の下で、花見弁当。
「どうして来ないの、こんな良い天気なのに」
亡夫が、一緒に花見をしないのに怪訝な気持ちになったんでしょう。
もうこの世にないけど、一緒に楽しんでいるよと言えば、「そうか!!」
と理解してもらったけど、涙する。

花も終わり、来年の準備が始まった。きみちゃんの体調も良く、血圧110で、驚きの元気。
落ちた桜は風で起き上がり、上からと下からの花弁の大量の数の美しさは、言いようのない光景

にゅうないすずめ