花見の宴まとふる衣あれやこれ

昨日は白鳥庭園の清羽亭で行われた衣紋道の講習会
十二単衣の着付けを見てきた。
大よそ15キロの衣装に長袴
近じかには雅子さまがお召しになるのを目の前で見てきた。15キロを
負担にならぬように着せるのが技
しずしずと、衣擦れの音だけで言葉はない
一番驚いたのは一枚一枚借りの紐で締め次を着せたら仮紐を抜くのである
これが、平安の時代から脈々とつながっているのには
敬服した。
外は枝垂れ桜が満開で風流なひと時を過ごした。
源氏物語の中で衣装をあれこれ指図するも夫の仕事だと
一家の家の衣装全体はその家の品位をつけるもので
おごそかにはできない