忘年会旧知の友は召され往き

忘年会は町内一の親分肌の老舗鮨屋の改装開店で行われた。
集まりは気の置けない人ばかりだが、疎遠にしていた友達は難病に掛
障害認定を受けると言っていたのに、見舞いに行ったときご飯が食べられないとぼやき
体重は38キロにまで減ったと言い美味しいものを今度、持ってくると言って来たのに
あれから、間なしにこの世を去った。
痛ましい。元気印が彼女のもっとうだったのに
相手の気持ちを悟って上げられなかったのが残念だ。
話は、鮨屋の開店祝いの花が通路部屋にぎっしり、並んでいたのは花屋顔負けの
胡蝶蘭ずくしでした。