門柱の 羽伸び様に 足とどむ

若葉風に吹かれ、何時もの様に母との散歩に、劇的なひとシーンに巡り会い
トンボの羽化の羽伸びは、感動のひと時。
さすがの母も、目を固辞して見た。

老後に成って、やっと安らぎを得たのに、住んでいた家は、次の世代に託され
言いようのない淋しさを、どうやって慰めたらよかろうと思案。
ホームにいる母を、哀れと取るかそれは様々。

言いようの無いホローは私の責任。
あ〜〜〜、神様、仏様。