冬薔薇 指さす母の 車椅子

ピンクのバラが咲いていて、母に無理やり目線を上に向けた。
やっと気が付いて、
綺麗だね、と受け答えをしてくれた。
そんな母が選んだおやつは、みたらし団子。
団子を食べつつ、散歩をしていると、急に、うい〜〜
如何したのと車椅子を止めたら、唇が青い!!!
ぁ!!喉につかえた!!
急いで背中をたたいた!!
うい”、うい”
出ない!!背中をたたく!!まだだ
喉に指をつこんだ吐き出すように促す。
でたでた!!!
丸ごと食べたんだから閊えた。
驚いて、アパートから出てきた人に、水を所望した。
きい良く、一杯の水を頂くことが出来て、ありがたかった。
もう、団子はこりごり。
気を付けよ。
跳んだ大失敗野散歩道の出来事。。