荒寺の 蜘蛛の囲多く 白き花

見向きもされぬ荒れ寺にどくだみだけははびこり、世のはかなさを目の当たり。

そんなか良いことも有った。妹の孫を連れて来るとうれしい電話。
待てど暮らせど来なかった。
母は、その気になって準備万端。
お土産が無いから。おこずかいを包んでと頼まれ、何枚?と訊ねたら、二枚だって
今日おは母すごく冴えていてうれしい限り。
お饅頭を包んで持って行った紙でくるみ、手帳を破ってメモに、知奈ちゃんへを書き込み手に握りしめていた。
うれしい午後の時間でした。

もうすぐ二歳、元気で育つことを祈る。