日向ぼこ 九十の掌 擦りをり

とても冷たい風が吹きつけて居る。
母の処に出向いたが外に出る勇気はなかった。
屋上の出入口で日向ぼっこをしながら、おやつタイム。
今川焼と、赤飯おにぎり。
兄弟の近況やら話していると、気がついた。
手の腕が粉吹き状態。擦りながら、青空を眺め、
ヘリコブターの行く先を二人で追っていた。
穏やかな一日が暮れる事に感謝です。