2011-01-01から1年間の記事一覧

虫送り 明かりを頼りに 千枚田

伝統の復活で、暑い一日のちょっぴり涼しさを頂くのも面白い。 何かの行事に専念して、暑さを乗り切ろう。 孫たちが遊びに来て、何で遊んで行ったと云ったら、水遊びが一番。 水浸しになり、着替えを貸してと云われて、亡夫の短パンを出したら、腰には二重回…

百日紅 君はピンクの 色好み

梅雨明けして、母のホームへ早朝より出かけ、スーパーは開店していないので、コンビニに行ってみた。 途中抵木の百日紅三本、どの色が好きと訊ねてみたら、ピンクが好いと。 私は赤紫!! コンな会話が出来るのもうれしい限り。

笹流し 五色の色紙 願い込め

三重県のある地方の風習はロマンチック。 今年も雨で、彦星には。逢えなかった。 笹を川に流し、川だけでは願いが届かないと、天に届けと、風船の上げている様子をテレビで見た。 ここまで来たら執念かな

夏の朝 花殻摘みて 色にじむ

信号待ちをしている路のこと。 ぺチニヤの咲き終わった花がらを。テーシャツに薄ら汗をにじませ、摘発されている様子を見て、綺麗に咲かせようと思ったら、こんなことも大切と付く付く感心して、見とれていた。

キャベツ畑 覆い尽くすは 紋白蝶

キャベツの畑に沢山のチョウが舞っている。 確かに、キャベツの葉を一枚めくると、青虫が!!! 小さい頃はよく見かけたことだが、 あれが蝶に変わるのだけど、今時は、それも取り除かれないと、売りに出されない。 それで良いのだろうか? 疑問??? ラジ…

黒南風に 追いつ追われつ 特急便

今年の、台風の上陸の早いこと。 九州では雨風に襲われ、地震災害とともに、毎日のように報道され 不安な日々。そんな中、野田からの便りに癒され、ほっとする。 感謝、感謝です。 本土寺−2 五重の塔前の紫陽花 本土寺−1 廻廊と紫陽花 野田市総合公園 去年…

アサツキの 宝珠ほころびて 梅雨明ける

暑かった〜〜〜〜 車椅子を押している背中は汗が長てていたけど、部屋に入れば、爽やかモード。 母は、元気そのもので、昼食のハヤシライスは、留まる事なく、口に運び、心配した。 ブロコリーのサラダは、シーチキンと絡んで、良かった。 母の皿からチョイ…

夏の月 通夜帰りを 友と眺(なが)む

ご近所さんが、又一人、逝ってしまわれた。 89歳。 何の因果か、一色で生まれ育ち、嫁いだ先の御亭主が病弱で、生まれ育った身の内を力に 小さな小さな、魚屋さん。 朝、仕入れた魚を店を構えることなく、自分の家の庭先で。捌き、寄ってくるご近所さんたち…

夏の海 河口行き交う ぽんぽん船

昨夜の、大雨は何処へ行ったやら?? 良い天気になり、朝からもう発信。 でもないか? 毎日のように通りかかる、陸橋の上から、伊勢湾がなめられ、楽しみにしている。 穏やかで、一日が終わる事を、ほんの一瞬、祈る。

枇杷の実を 其処此処に見ゆ 通り道

最近、枇杷の実が其処個に、色付き、あ〜 ̄此処にも其処にも 裏庭に有った枇杷の木を、去年切ってしまい、放置しておけばよかったと、反省。 そう云えば、松の木は、一難去ってまた一難。 葉が黄色くなってきてしまった。 困った、困った!!!

頭(こうべ)垂れ 福寿を祈る 夏の海

今回の大地震で、何度も尋ねられている天皇には頭が下がる。 ラジオを聞いていたら、天皇は、国民の福寿を祈るのが仕事らしい。なるほど、なるほど それにしても、この災害で、新しい町を造り直すことができるだろうから、楽しみにしている。 でも、原発には…

荒寺の 蜘蛛の囲多く 白き花

見向きもされぬ荒れ寺にどくだみだけははびこり、世のはかなさを目の当たり。そんなか良いことも有った。妹の孫を連れて来るとうれしい電話。 待てど暮らせど来なかった。 母は、その気になって準備万端。 お土産が無いから。おこずかいを包んでと頼まれ、何…

花盛に 重く垂れゐて 南天の花

長雨で 南天の花が垂れ下がっているのは可哀そう。 ジーと眺めていると、米粒が盛り上がっているように見えた。 普段は見逃していたのに、なんと素敵なんだろう。 大かた、鳥の餌になる運命なのに。

台風の 吹き返し風 道阻(はば)む

台風は大雨だけで、これと云って被害は無く 買い物に出たのは良かったけど。風に体を取られそうで、足の悪い私には、空の買い物袋さえ重く感じ、苦労しました。 そんな中、開店記念セールのたこ焼き屋さんで並んで買い求めました。 半額セールには弱く、今日…

公園の 新樹に群れる 昼雀

雨が降ります、雨が降る。 遊びに行きたし、傘はなし誰もいない公園の新樹の中にもぐり込む雀を見ていた母と私。 雀に遊んで貰っていました。

沙羅双樹 諸行無情の 陶の町

今の季節になると、思い出すことが有る。 美濃の町、笠原は盃の町として有名であるが、陶磁器資料館での周りは、沙羅双樹で一杯で 母のホウームの行き帰りには良く立ち寄り、楽しませていただいた、亡夫も何を思っていたのか、立ち寄って、陶器を物色したも…

むら雨と 近寄りゐるる 花楝(はなおうち)

栴檀の花が咲きはじめました。 去年は猛暑で実が付くことは無く、残念でしたが半分枯れながら花が咲き始めて、ほっとしたところ、もう一本の栴檀を見つけました。 川岸を千の実で守ってくれていると思うと愛おしく。うれしく思います。 気にして見ていると、…

トリトンの 光遠くに 走り梅雨

曇った空に、ひと際立つのはトリトンの鉄柱の先。 高架に差し掛かった時に見た、海に結ばれる、堀川は近くに壮大さを感じさせ、朝から良い気分。 今日も一日、無事に終わりますように

長靴を ぴちぴち跳ねて 走り梅雨

車窓より小学一年生の行列を見ていた。 横断歩道を誘導する先生を横目に、ぬかるみをこねているのは、真新しい長靴。 長靴投登校は初めてなんだろうか? 先生の誘導に促され渡って行った。 守れれている安心感は、こんなところにも出ているように思える。 そ…

薄茜 東の空に 夏はきぬ

朝、日が上がる前のほんの一瞬。 東の空が薄く染まりとても素敵な朝明け。 丁度その場に居合わせた事に感謝、感謝です。 それにしても、暑かった!! 一度に夏が来てしまい、やっと豌豆さんが成り始めたのに、暑い暑いと木が泣いている。 今度は、網戸の用意…

信濃路の 林檎の敵花は 傘受けて

ミステリーツワ―に行った折、リンゴだったか梨だったか、ビニールの傘を上向きにして 花を落としていた。 他の人は地面にどんどん落としていたけど、敵花されるのを愛しく思ってのことだろか やさしい気持ちがあふれていた。きっときっと、美味しい実がなる…

若葉風 手を振り交わす 見知らぬ児

道路で雑談の主婦、2.3人。 その仲をすり抜ける車に同乗していて、脇にいた児と、手を振り交わして、ニンマリ 気分爽快、元気をもらって!!!

塵風に 肩寄あいし ひなげしの

明日にも散りそうなケシの花が咲いていたが、僅かの風に、大輪が寄り添っていて うれしい気持ちになりました。昨日の草取りが、未だ尾を引いていて、足がぎくしゃく。 在宅マッサージも追いつかなく、お風呂で足をのばし、マッサージ。 是が一番。 明日は元…

草取りの 手を引き止めし かたばみや

天気も良く、公園の掃除と、掃除道具を運んで行くと、8時集合なのに、もう来ている人がいて、おしゃべりしながらお付き合い。 それから、1時間、又別の人が見えたので、又、1時間。 ようやく8時に成り三々五々に集まり始めたが、人数が少なく、又お付き…

初燕 墓への道を さえぎたり

早朝より、墓参り。 高台にあるので、燕も我が物顔で行き来。 目の前を走るので、ナンジャモンジャ ナンジャモンジャも、一時の花盛りを過ぎ、新緑で覆われるようになった。

黄沙降り 五月の風も どよみたり

久しぶりのお天気 早速、洗濯機の快調音。 寝具のカバーをはぎ取って洗濯。 気分爽快。 とんかつランチに誘われて、大須のすず屋へ行ったけど、奥様方の集いの場所でもあり 声高らかに笑う声は弾んでいた。 少し焼餅なのか、うるさいと思った私に反省。ちな…

五月雨に 雫を籠めて 垂れ下がり

それにしても良く降ります。 災害もあっちこっちで起こっているようです。 今日一日、無事に過ぎ去ることを念じつつ 娘がイオンの特設会場で行われるお菓子の販売に並んできました。 娘も、色んなストレスを持っているようで美味しいお菓子を買う事であの人…

留守宅の 蒼き枇杷にも 小雨降る

今日から、金曜日まで、雨降りだそうだ。 雨降りの助手の仕事も大変。 足もぬかるみでグシャ。頭は濡れて重くなり、最後にはカッパに雨がしみ込んで寒くなり 散散。 配達の途中で庭木がボウボウなのに蒼い実を見つけた。 枇杷の木だった、 紙で覆う事も無く…

両の手に 鈴蘭の香をり 車椅子

好い香りだよと、母の鼻まで持って行けなくって、車椅子までは遠すぎ 掬って届かられないもどかしさ。 今日は雨。 可憐な花も一時でもう終わってしまいそう。

野に遊び 山菜とりの 友二人

早朝より今いるかと電話あり、山ウドが届けられた。 さてさて、いかんせん。 先ずは生で酢味噌和え。後はてんぷら、きんぴら!! お休みは山の幸の御馳走です。