墓参り 来られぬ妹子 父に告げ

曇天に、在所の盆に、息子が乗せていくと云うので、母を迎えて行ってみた。小高き山の上にある墓からは、40年前に見た、妻木城の跡地周辺も変わり、地レジのアンテナが、立ち並び、きらきら光っていた。

母が墓前前まで車椅子では通れず、裏から参拝、
母は昨夜は良く寝たと、報告が有りしも眠り姫。
2年ぶりの親せき回りは、息子のお陰、感謝です。
その感謝も裏腹に、母は眠り姫。
お昼の回転ずしの海鮮丼はぺろりと平らげたのに、
果って世話をした叔母たちの歓迎ぶりは、母には通じていない。
それで良いと。無邪気な母は、仏様。
亡父は、何と云ってるかしらね。
戒名にご悟山とあるのに。
この世の苦しみを一手に引き受けてくれてるかしらね。
久しぶりの墓参りは、息子のお陰にて、無事終わり。
ちなみに、臨済宗の、妻木では、8月、1,2,3日が盆、
如何してかな?