愛でる月桶に拾うや右往左往

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清羽亭石庭に現れた龍

今日は五行花の世界と称し,講座が開かれた。

五行〔木、火、土、金、水〕の万物が構成する世界を姿の見えない龍が駆け回ります

そうして、内面に秘めたエネルギーを放出します

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唐辛子と,藤蔓と花で構成された、火を噴く龍

この作品に心動かされ、うっぷんを征された人も有ったとか

私は、唖然として受け止めた。

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五枚ひいらぎは上はやわらかい

 

土を愛し芽出て進んでいく。

静寂の中に,和らぎもあり、苦悩ももあり進んでいきます

裏を返せば、善が悪に、立場変われば、否応にも変化します

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月にむかう竜を表現しているのは備長炭と受け入れる流れ星

釣り忍ぶかと思ったらほととぎすでした

釣り忍ぶが流れ星を表現しています

自然界を満喫した龍は静寂の清泉に戻っていきます

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密室に置かれた鉢には一摘ずつ水が滴ります

こうして人生の過程は定めであり、受け止めねばならないと、大いに感動し

こうあるのには、自分の周りに起きた災害も、苦しみも、貧困も受け止め

悪もなく、善もなく、やがて、消えていくんだと

おおいに人生、教訓を得た一日でした。

暗室に一滴落ちるごと、水の揺らぎが心の揺らぎ

このセットには苦労されたと主催が言ってました。

最後に、何事も、与えられた運命を消化してあるがままで生きたいと思った次第