老ひし樹の桜花爛漫今日一日

一茶の歌に

 或る山寺に
うつろ木のひとつなん 有ける
今にも枯るゝばかりなるが
さすが春の しるしにや
三ツ四ツふたつ つぼみけるを

   浅ましの 老木桜や あすが日に
     倒るゝまでも 花の咲く哉
     倒るゝまでも 花の咲く哉

八事山の参道の桜がこのような状態で、生きとし生けるものいずれは、命をささ

げなければならない

ならば、今日一日精いっぱい生きよう

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

八事へ墓参り

参道の桜は如何ばかりかと、思いを募らせたが老木は息絶え絶えといった感じで開年は、もっと、伐採されてしまうだろう

生きとせ生きるもの、老いは免れない

今日一日、今年一年悶えて咲く花に敬意を示したい。